冷えずきんちゃん

Column

vol.17 2022.6.27 UP

年齢によって冷えの原因は違う?あなたに合った冷え対策とは

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日本人女性の約7割が自覚しているとされる「冷え性」。
一言に冷えといってもその原因は様々ですが、年代によっても大きく原因が異なると言われています。
今回はそんな年代別の冷えの原因を紐解き、それぞれに合った冷え対策を見ていきましょう。

1. 年齢やライフスタイルによって変わる「冷え」の原因

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加齢によって多くの女性が代謝や女性ホルモンの低下などで体に変化が表れてきます。
特に女性の場合は結婚・出産・育児・仕事など、年齢によってライフスタイルが大きく変わる事でストレスもかかりやすくなり、体への影響も心配されます。
冷えを我慢したり適切な対策を行わないままでいると、加齢とともに症状が悪化してしまう可能性も…。
次からは年代別に詳しく見ていきましょう。

2. ストレス冷えの20代はお風呂でゆったりリラックス

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冷えを自覚しはじめるとされる20代は、学生から社会人になったり新しい人間関係が始まったりと身の回りの変化が大きく、不安やストレスを抱えやすい年代です。 ストレスによって自律神経が乱れると末端の血管が収縮し、手先や足先などが冷えてしまいます。
また、冷えによって月経異常や肌荒れ、肩こり、抜け毛などの症状が出るケースも。

そんな20代は気持ちをリラックスさせることが冷え改善への一歩です。
一日の終わりには湯船にゆっくり浸かって、気持ちをほぐしながら手足の先までしっかり体を温めていきましょう。

38〜40℃くらいのぬるめのお湯に15〜20分ほど全身浴をすると、血行が促進されてお風呂上がりもポカポカに♪ その日の気分に合わせて入浴剤を変えてみたり、お気に入りのアロマや音楽を楽しんでみるのもおすすめです。 寝る前に軽くストレッチを行うことも◎。体もほぐれ、心身ともにリラックスできますよ。

3. 下半身が冷えがちな30代は意識的に体を動かす習慣を

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仕事や結婚、子育てなどで生活が忙しくなってくる30代。
20代と同じくストレスの多い年代と言えますが、代謝の低下や血行が滞ってくるなど体の変化が出てくる頃でもあります。
デスクワークで長時間同じ姿勢が続いてたり、慢性的な運動不足の状態では筋力も衰え、特に下半身の冷えにつながっていきます。
また、体のむくみや下痢、便秘、頭痛やめまいなどの症状も出やすくなります。

そんな30代は意識的に体を動かして血流を促すことが大切です。 「スクワット」や、背伸びをするような「かかとの上げ下げ運動」は特別な道具も場所も必要なく、簡単にできる効果的な運動です。
他にも1駅手前で降りて歩く、階段を利用するなど、日頃から体を動かせるポイントは見つかるはず。

適度な運動は気持ちもリフレッシュできるので、取り入れられそうなものから試して、ぜひ習慣にしていきましょう。

4. 内臓から冷える40〜50代は体の中から温めて

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40〜50代になると、女性ホルモンの減少からくる自律神経の乱れによって血行が悪くなったり、 胃腸機能の低下から体内部の冷えが強くなると言われています。仕事・家族・将来についての心配事も多く、イライラや不眠などの不調も出やすくなります。

そんな40〜50代の方は、体を内側から温めていくことが大切です。体を冷やす食材は避け、「温活」を意識した食生活を送ってみてください。
玉ねぎ、カブ、ネギなどの根菜類や、かぼちゃなどの色の濃い食材など、特に冬に旬を迎える食材は体を温める作用が期待できます。
また、味噌や納豆などの発酵食品は体の代謝を助ける酵素が多く含まれています。味噌汁は体を内側から温めて、食材もたくさん摂れるのでおすすめのメニューです。

食事以外には、はらまきやカイロなどで背中やお腹周りを温めたり、就寝前には湯船に浸かってしっかりと体を温めることも効果的です。

いかがでしたか?年齢によって冷えの原因も様々でしたね。
あなたも自分の年代に合った冷え対策をぜひ実践してみてください。

参考サイト
江崎グリコ | 「冷え性調査」
味の素 | いきいき健康研究所 | 専門家のアドバイス「冷え」
ツムラ | 食べる温活のすすめ

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