冷えずきんちゃん

Column

vol.45 2023.11.02 UP

あなたはいくつ当てはまる?「秋バテ」チェック

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気温も下がり、過ごしやすくなってくる秋。
しかし「なんとなく体がだるい」「胃腸の調子が悪い」など体の不調を感じていたら、それは “秋バテ” のサインかも?気になる秋バテの原因や対策方法を見ていきましょう。

1.秋バテってなに?

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「夏バテ」という言葉はよく聞くものの、「秋バテ」とは一体どのような状態のことをいうのでしょうか。
夏バテは、夏の厳しい暑さが原因で食欲不振に陥ったり、室内外の気温差によって体の疲れやだるさなどの症状が表れることをいいます。秋バテも体の症状は似ているものの、その原因は「自律神経の乱れ」といわれています。原因は大きく分けて以下の3つがあります。

ー 原因1. 夏から引きずった「体の冷え」
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夏は暑さが厳しくなってくると冷房の効いている室内にいることが多くなったり、冷たい食べ物・飲み物を多く摂取したりと、体を冷やす生活が増えていきます。
長期間そのような生活を続けていると全身の血の巡りも悪くなり、秋になっても疲れやだるさ、肩こりなどが続いてしまう原因になります。

ー 原因2. 気温の寒暖差
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季節の変わり目は寒暖差が大きく、さらに秋は日中と朝晩の気温差も大きい季節。
羽織りものなどを使わずに我慢を続けていると体温調整がうまくできず、自律神経のバランスが乱れて体の不調につながってしまいます。

ー 原因3. 天候不良・台風到来
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「女心と秋の空」と言われるように、秋は空模様が目まぐるしく変化します。
心地よい秋晴れの日があるかと思えば、台風が続けて発生することも。高気圧と低気圧の入れ替わりが起こりやすいため、気候の変化に体が対応しきれず、体の不調を感じることが多くあります。

2.秋バテチェック項目

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● 頭痛・肩こりが気になる
● 疲れやすい、だるい
● 便秘・下痢・胃もたれなど、胃腸の調子が悪い
● 寝起きが悪い
● めまいや立ちくらみがする
● やる気が起きない
● 冷たい飲みものをよく飲む
● 入浴はせず、シャワーで済ませがち

上記の症状や生活習慣に当てはまるという方は、秋バテに要注意。
過ごしやすい気候になってきたので、できれば心身ともに心地よく過ごしたいもの。快適な秋を送れるよう、不調の原因と改善方法をご紹介していきます。

3.今日からできる秋バテ対策

秋バテ対策に特別なことは必要ありません。いつもの生活習慣をほんの少し見直してみるだけで、秋バテ予防・対策になりますよ。

ー お風呂に浸かる
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暑い夏の間はシャワーで済ませていたという人も多いと思いますが、自律神経が乱れている時は、38〜40℃ほどのぬるめの湯温に浸かり、体をじんわりと温めていくと◯。 全身を温めて、血の巡りを良くしていきましょう。
好きな香りの入浴剤などを使えば、よりリラックスできますよ。

ー バランスの取れた食事をとる
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肉、魚、大豆、卵など良質なたんぱく質を含む食材は、筋肉や臓器など人の体を作ったり、エネルギー補給に欠かせない栄養素です。
また、秋に旬を迎えるかぼちゃ、れんこん、ゴボウ、じゃがいも、にんじんなどは、体を温める食材としても知られています。特に根菜類は食物繊維が豊富なため、腸内環境を整える効果も期待できます。
ビタミン類が豊富な豚肉や納豆は疲れを和らげたり、体調を整えるのに効果的。
バランスの取れた食事や温かいものを意識して取り入れてみましょう。

ー 軽い運動をする
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ウォーキングや水泳など時間をかけて行う有酸素運動は、続けることでスタミナもつき、疲れにくい体を作ることができます。有酸素運動は血流を促し、疲労感やストレス解消の他、基礎代謝を上げることにも効果的。
忙しくて時間がとれないという人は、一駅前で降りて歩いてみる、移動はエスカレーターではなく階段を利用するなど、普段の生活の中で体を動かせるポイントを見つけて取り入れてみましょう。

ー 質の良い睡眠をとる
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睡眠には心身の疲労を回復させる働きがあります。読書や動画、趣味などで “秋の夜長” を楽しみたい時期ではありますが、体に不調を感じている時はしっかりと睡眠をとることを意識しましょう。
厚手のスウェットやジャージは寝返りがしづらく、汗も吸収しにくいため、眠りを妨げてしまう事も。就寝の際は薄手で吸湿性が良い、綿やダブルガーゼ、スムースニットなどのパジャマが理想です。
睡眠リズムを一定に保ち、起床時に日光を浴びることで体内時計がリセットされて、自律神経も整いやすくなります。

いかがでしたか?
心地よいこの季節を快適に過ごすために、まずはできるところから対策を始めてみましょう。

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